リスク・副作用
ジルコニアボンドクラウンは、金属のクラウンより若干削る量が多いこと、ごく稀に割れたり欠けたりすることがあります。
治療方針
以前の患者さまの被せ物は、裏面・内面のフレーム部分は金属で、歯の表面部分にレジン(プラスチック)樹脂をコーティングした被せ物でした。レジンは吸水性があるので変色していきます。
健康保険適応なので経済的負担が軽いというメリットがありますが、この「レジン」というのはいわゆる「プラスチック」なので、時間が経つと段々変色してくるというデメリットがあります。
今回作製したジルコニアボンドクラウンは自由診療のため保険診療に比べると高価ではありますが、耐久性に優れていて、変色しにくく色の再現性も高いことからご提案しました。
特記事項
被せ物を付けた後も、3ヶ月の定期検診でチェックしています。日々お悩みだった歯の色が綺麗になり喜んでいただいた症例です。
担当者所見
両隣の歯の色と差が出ないように綺麗な色が再現できるジルコニアボンドクラウンを提案しました。