症例紹介

30代・女性【セラミックで出っ歯を治したい】

リスク・副作用

  • 歯の神経治療を行う可能性があります。
  • 歯の色をホワイトニングした歯に合わせるのは、難しい場合があります。
  • 仮歯が外れる壊れることがあります。
  • ナイトガードの装着が必要です。

治療方針

前歯の出っ歯を主訴として来院されました。
とにかく出ている歯をきれいにしたいと言うことで、神経治療が必要になるかもしれないと伝え了解が得られたので、顔貌写真やレントゲン写真など必要な資料採りを行い、診断用ワックスアップにて最終的な前歯の形態を確認してもらってから治療をスタートした。

治療スケジュール

1回目
資料採得(口腔内写真、レントゲン写真、顔貌写真etc)

2回目
診断用waxupの確認

3回目
現在の歯の形態で、歯を削り型を採って仮歯を装着した。

4回目
技工士に作製してもらった歯周外科用ステントを合わせて、小手術を歯ぐきの高さを合わせるために行った。

5回目
仮歯の調整を行い、歯肉へのマッチングを行った。

6回目
歯肉と仮歯のマッチングを確認してから、最終的な印象を行った。

7回目
試適を行い、かみ合わせや形の調整を行い、患者に形態や色やかみ合わせに問題のないこと確認した。

8回目
完成したジルコニアボンドクラウンを仮着した。

9回目
メンテナンス(かみ合わせや歯肉の状態やブラッシング状態やマウスピースの使用状況を確認して本着した。)

特記事項

歯の神経治療を行うことなくジルコニアボンドクラウンをセットすることができた。
歯の寿命などを考え神経の治療を残すことを優先させることができた。

担当者所見

歯肉の高さを合わせる事により、左右の歯がシンメトリーに見えるので、患者満足度が上がった症例でした。