リスク・副作用
- 神経のある歯に削るため、術後にしみたり、噛むと痛むことがあります。
- 築盛したセラミックはかけることがあります。
- 歯ぐきが下がり、被せ物の境界が露出することがあります。
治療方針
欠けてしまった前歯に対する治療方針では以下の2つの方法を提示しました。
1)ダイレクトボンディング
メリット
- 歯を削る量が少ない
- 治療期間が短い
デメリット
- 噛み合わせにより、再び欠けてしまう可能性が高い
- 経年的に変色する
2)クラウン
メリット
- 見た目を大きく変えることができる
- 長期的に安定した結果を得られる可能性が高い
デメリット
- 歯を削る量が多い
- 神経がある歯ではしみたり、痛みが出る可能性がある
- セラミックが欠ける可能性がある
以上をご説明した上でクラウンでの治療を選択されました。また左上2番のクラウンについても同時に治療することをご希望されました。
担当者所見
治療した3本は元々の歯よりも明るく仕上げました。これにより笑顔の印象が代わり、患者様からも高い満足を得ることができました。もともと歯ぎしりが強いため、治療後はナイトガードを装着していただき、セラミックが割れることを防いでいくよう提案しました。