症例紹介

40代・女性【不自然な見た目の前歯が気になる】

リスク・副作用

  • 歯の神経治療を行う可能性があります。
  • 歯の色をホワイトニングした歯に合わせるのは、難しい時があります。
  • ホワイトニングで歯がしみる事があります。
  • 仮歯が外れる壊れることがあります。
  • ナイトガードの装着が必要です。

治療方針

以前の治療した保険の前歯の被せ物の色が変色してきたので、やりかえを希望して来院されました。
保険の被せ物は、プラスティックですので日に日に吸水膨張を繰り返し、変色していきます。セラミックは、吸水膨張がないので変色しない事が1番の特徴になります。

治療スケジュール

1回目
資料採得(口腔内写真、レントゲン写真、顔貌写真etc)

2回目
診断用waxupの確認

3回目
ホワイトニングを開始した。

4回目
現在の歯の形態で、歯を削り型を採って仮歯を装着した。

5回目
仮歯の調整を行い、歯肉へのマッチングを行った。

6回目
歯肉と仮歯のマッチングを確認してから、最終的な印象を行った。

7回目
試適を行い、かみ合わせや形の調整を行い、患者に形態や色やかみ合わせに問題のないこと確認した。

8回目
完成したジルコニアボンドクラウンを仮着した。

9回目
メンテナンス(かみ合わせや歯肉の状態やブラッシング状態やマウスピースの使用状況を確認して本着した。)

特記事項

保険の被せ物治療をされていると中の土台も金属を使用しているケースが多い、その際に金属アレルギーや見た目の問題やブラックマージンの観点からも土台の金属を除去して、ファイバーの土台に置き変える必要があります。

担当者所見

保険の前歯のかぶせ物からセラミックの前歯へ変更すると、あまりにも色が違うので驚かれる患者さんが非常に多いです。