目次
- 01はじめに
- 02歯並びについて
- 03悪い癖をセルフチェック
はじめに
出っ歯、すきっ歯、ガタガタ歯など、歯並びを気にされる方は多いと思いますが、噛み合わせを気にされる方は比較的少ないでしょう。
コロナ禍になり、長らくマスク生活が続きました。
その間に、20代～30代女性を中心に矯正治療やセラミック治療を始める方が多く、これまで主流であったワイヤー矯正からマウスピース矯正、保険の詰め物被せ物からより審美性の高い自費の詰め物被せ物がこれまで以上に注目を浴びています。
見た目を華やかに綺麗に見せる矯正治療、セラミック治療と噛み合わせは異なります。
見た目だけを重視し、噛み合わせが悪いまま放置した場合、肩こりや頭痛など身体の不調を引き起こす原因にもなり兼ねません。
矯正治療やセラミック治療を考えている方は、見た目の美しさと一緒に噛み合わせにも注意して治療を進めていくことをおすすめします。
どの医院で治療するかを価格や通いやすさだけで決めてしまうと、後々に身体の不調に繋がる可能性があります。これらのことを回避するためにも患者さま自身も十分に理解をしたうえで医院の選択をする必要があります。
今回は、噛み合わせで引きおこるトラブルや対策についてご紹介いたします。
歯並びについて
「歯並び」と聞いてパッと思いつくのは、
- 出っ歯
- すきっ歯
- ガタガタ歯
実はこれらの歯並びは幼い頃からの方もいれば、大人になった時の悪い癖や歯周病などのお口のトラブルによって歯並びが変化してくる方もいます。
日本人の40代以降の約8割は、軽度以上の歯周病を発症していると言われています。
歯周病は、噛み合わせが原因で引き起こし、噛み合わせが原因で進行を早める可能性があるお口のトラブルです。また、初期の場合は、痛みなどもなく気が付いたときには歯を失うほど進行が進んでいる方もいます。
矯正治療やセラミック治療と一緒に噛み合わせも意識することでこれからの人生を明るく楽しく過ごすことができるようしっかりと理解していきましょう。
噛み合わせに影響する悪い癖をセルフチェック
ほおづえをつく
無意識にほおづえをついていませんか。
家事や育児の合間に、ほっ一息ついた瞬間。デスクワークで一息ついた瞬間など、気が付いたらほおづえをついている方は要注意です。ほおづえをつくと下顎が反対側に向かって押されます。その結果、下顎がずれてしまい、噛み合わせに影響してきます。
また、ほおづえをつく癖を長年続けていると顎の関節が痛みだしたり口が開けづらくなる可能性もあります。
舌の位置が正しくない
本来、舌の正しい位置は上顎の前歯の裏側の歯茎に当たっていることと言われています。
- 無意識の状態で舌が前にでている
- 無意識の状態で舌が下がる
- 歯ぎしりや食いしばり
- 片方で噛む
上顎と下顎の前歯を内側から外側に押し出すように力がかかることで、前歯の噛み合わせが歪んでしまい奥歯を噛み合わせた時に閉じることができない隙間ができることがありません。
その状態が長く続くと、上顎の前歯が少しづつ動くことが出っ歯の原因になる場合があります。
舌が、下顎の前歯の裏側に当たる場合は、下顎の前歯を内側から押し出すことになり、受け口の原因になる可能性があります。
歯ぎしりや食いしばりは、歯の接地面を削ってしまうため噛み合わせが合わなくなってきます。
また、重度になると奥歯だけではなく全体的に歯が削れてしまうことがあり、噛み合わせが大きく変化する原因になります。
食事の時に、片側の歯で噛む癖はありませんか。
片側の歯で噛む癖があると、噛む側の筋肉が発達してきます。片側だけの筋肉が発達した場合、顎の筋肉がアンバランスになり正面から見た顔のバランスまで崩れてしまいます。
噛み合わせの治療法
虫歯など歯が欠けていることが原因の場合
虫歯などで歯が欠けてしまったことで、片側で噛む癖がついている場合は、詰め物や被せ物の治療が必要になります。
虫歯の大きさにより欠損部の大きさが変ります。奥歯の場合は保険適用の白い被せ物を選択する方もいますが、前歯や笑顔になった時に見える範囲の歯の場合は、審美性の高い自費のセラミック治療を選択される方が増えています。
虫歯の進行が進んでいる場合は抜歯になることがあり、インプラントやブリッジ、部分入れ歯等の治療が必要になります。
歯は揃っているが歯並びが悪い
幼少期から歯並びが悪い場合は、早めに矯正治療をすることで正しい噛み合わせを維持することができます。しかし、舌の位置やほおづえ等の癖により徐々に歯並び、噛み合わせが変化し後戻りすることがあります。その場合は、あらためて矯正治療やセラミック治療をすることと同時に癖の改善も必要になります。
当法人の噛み合わせに対する意識
まる歯グループでは、矯正治療はもちろんのことセラミック治療においても【噛み合わせ】を意識した治療を行っています。噛み合わせが後に身体に引き起こす様々な症状を発症させることなく患者さまが長い人生を歩むことを目的にしています。
シミュレーションを十分に行い、見た目の改善に加えて歯科の専門的視点で噛み合わせのことも考え患者さまへの提案を行っています。
また、必要に応じて歯だけではなく歯ぐきにも着目した提案をいたします。
まずはご相談を
頭痛や肩こりで悩んでいる方、実は噛み合わせに原因があるかもしれません。
まる歯グループではセラミック治療だけではなく、その他の保険治療・審美歯科の治療を行っています。お身体の不調の原因がお口のトラブルだった場合は、当法人が解消のお役にたてるかもしれません。一度、無料カウンセリングでご相談ください。
東京でセラミック治療（矯正）を考えている方、歯科矯正・マウスピース矯正に興味があるけど費用や期間でお悩みの方は、一度「まる歯」の歯科医院にご相談ください。
医療法人社団まる歯には、被せ物（インプラント、セラミック等）や入れ歯の治療に関する指導医・専門医が在籍しています。
※補綴（ほてつ）とは，歯が欠けたり、無くなった場合に被せ物や入れ歯等の人工物で補うこといいます。
東京都内7駅（渋谷駅、麻布十番駅、東松原駅、西永福駅、久我山駅、秋津駅）に7医院展開しています。
患者さまを第一に考え、痛みに配慮した治療心掛けています。
また、虫歯や歯周病などの一般歯科から審美歯科（セラミック、ホワイトニング、インプラント）など幅広く歯科治療を受診いただけます。
診療案内：虫歯、歯周病、歯のクリーニング（歯石取り等）、ホワイトニング（3,300円/回）、歯科矯正、マウスピース矯正、小児歯科、小児矯正、インプラント、セラミック矯正、親知らず、口腔外科、入れ歯（義歯）、審美歯科、口臭対策、予防歯科
